教科のお知らせ

【2022年度】グローバル探究Ⅲ-活動記録(65期生)

2022年度実施グローバル探究Ⅲ(3年生)の実践内容のページです。

 

授業概要(グローバル探究Ⅲ)

学校設定科目の「グローバル探究Ⅲ」の授業概要をお伝えいたします。

  • 受講者:3名【対象:3年生選択希望者(本校65期生)】
  • 指導者:教員5名
  • 実施期間:半期

履修生が指導教員に週1回1時間程度、指導・助言を受けながらそれぞれの探究活動を進めます。

 

授業目的

「グローバル探究Ⅰ・Ⅱ」や「イノベーティブシンキング」で取り組んだ探究活動の内容をさらに深める。また、探究活動に取り組んだ過程を振り返るとともに卒業後の進路や将来の生き方や在り方について、自らの考えをまとめる。

 

授業内容

「グローバル探究Ⅰ・Ⅱ」や「イノベーティブシンキング」で取り組んだ探究活動を深め、その成果を校内で口頭発表し、積極的に校外でも発表する。また、口頭発表後に論文にまとめる。必要に応じて卒業後の進路実現に活用する。

 

授業内容

「オリエンテーション」(4/8 Fri.)

受講生3名と教員5名が集まり、グローバル探究Ⅲの目的・担当者・評価方法・スケジュールについて確認し、顔合わせを行いました。

指導教員を決め、週1回の打ち合わせ時間の設定と進め方を相談しました。

また、打ち合わせの記録として、指導の内容や、考えたことをGoogle formにて記録し、最終的にポートフォリオとして自分の考えの変容を確かめることを確認しました。

振り返りシート

 

「探究計画の発表」(5/2 Mon.)

オリエンテーション後、3回の打ち合わせを経てリサーチクエスチョンの設定と探究方法の検討を行いました。

この1ヶ月の成果のまとめと探究テーマの設定・方法の見直しを目的に、履修者3名と担当教員5名で集まって、発表会を行いました。

それぞれの探究動機を聞き、仮説の検証の方法は適切か等、生徒・教員でアイデアや考えを出しながら再検討を行いました。その上でそれぞれ以下のように探究テーマを設定し、探究を進めていくことにしました。(探究テーマは変更する可能性があります)

  • 「モバイルPCのサブスクリプション化によるリサイクル・リユースの革新的促進
  • 「異なる文化の人々との関わりが人の考えにどのような影響を与えるのか〜留学生と日本人のコミュニティの企画・実践を通して〜」
  • 「詩における雪の表現の考察〜中原中也の作品を例に〜」

 

「探究活動」

生徒が実施している探究を紹介します。

■ 「モバイルPCのサブスクリプション化によるリサイクル・リユースの革新的促進」

→まずは、PCのリサイクル事業をされている本校の卒業生を訪れインタビューを実施させて頂き、PCのリサイク事業の現状を調査しました。

■「異なる文化の人々との関わりが人の考えにどのような影響を与えるのか〜留学生と日本人のコミュニティの企画・実践を通して〜」

→まず、池田市のコミュニティを開催されているご担当者の方にインタビューを行い、コミュニティ開催にあたっての企画者の姿勢を調査しました。その上で大阪大学の留学生5名にインタビューを実施させて頂きました。

■「詩における雪の表現の考察〜中原中也の作品を例に〜」

→中原中也の作品に対する評論を先行研究として読み、文献調査を行いました。その上で、作品に見られる「雪」に注目して考察を進めています。

 

「中間発表会」(7/21 Thu.)

自身の考えを整理し、学びについて振り返ることを目的に校内で中間発表を実施しました。

1人目は「モバイルPCのサブスクリプション化によるリサイクル・リユースの革新的促進」というテーマでの発表でした。

学校で使用されるパソコン設備について、各学校が購入するのではなく、サブスクリプション(一定期間、一定の料金を払って物品を使用する契約)を活用することで、古くなったPCの回収率を上げ、廃棄量を減らすことができるという提案がその中で述べられました。

2人目は「異なる文化の人々のコミュニティが、人の考え方にどのような影響を与えるのか〜留学生と日本人のコミュニティを実際に企画・実践を通して〜」というテーマでの発表でした。

この中では、発表者自身の経験を踏まえて、留学生がどんなつながりを求めているかをインタビュー調査する中で気づいたことや理解したことなどを発表しました。

3人目は「詩における雪の表現の考察 ~中原中也の作品を例に~」というテーマでの発表でした。

この発表では詩人中原中也の作品中で登場する雪の表現にさまざまな作者の気持ちが込められていることに着目し、同じ雪でも詩の中での描かれ方、述べられ方の違いで、離れた場所を思う気持ちや過去を述べる気持ちなど、大きな意味の差異がある点について分析した内容を発表しました。

発表後にアドバイスをもらいます

発表後は、ディスカッションを実施しました。専門とする教科・科目に関係なく、参加した先生方と様々な視点から発表者との話し合いが行われました。その中で、新たな探究方法のヒントを得たり、今まででは気づかなかった新しい視点での考察の糸口をつかむ契機となりました。

今回の中間報告では、高校の先生方だけではなく、中学校の先生方や大阪教育大学の先生にも参加して頂き、大変貴重なご意見を頂きました。

 

本発表・3年間の振り返り

中間発表の内容を受けて、本発表にむけて研究を進めてきました。9月下旬に、成果発表として本発表を行いました。

その後、生徒たちは3年間の探究を振り返ってどんなことを考え、何を学んだのかについて自身で振り返る時間をもちました。

「探究で学んだことを進路に活かすことができた、自身の生き方・考え方に繋げることができた」という意見がありました。

探究学習で身につけた力をこれからの学びへとぜひ繋げて欲しいです。

(グローバル探究Ⅲは以上です。)


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