附属高校の紹介

附高の使命・役割

本校は、高等学校普通教育を目的として、文部科学省によって設置された国立大学法人の附属高等学校です。

本校は、教育大学の附属校として、次の3つの使命と役割を担っています。

  1. 基礎学力を充実させる普通教育を行う。
  2. 大学学部の学生の教育実習を指導する。
  3. 研究教育校・教育実践校として教育研究を進める。


このため、本校では、6月と10月に大阪教育大学からの多数の学生を教育実習に受け入れて、教員養成機関としての役割を果たしています。
また、大阪教育大学の教職員やさまざまな教育研究機関と共同して、新しい時代の教育を切り開くための教育研究を行い、その成果を公開授業研究会や研究紀要などを通じて、地域や全国の教育関係者に発信しています。

附高の特徴

本校には、現在1学年4クラス、全校で約480名の生徒が通っています。卒業生は9,000名を越え、ほぼ全員が4年制大学へ進学しています。
1972年より服装の自由化と前・後期の二期制を採用しています。
このような教育環境のなかで、個を大切にし、自由で自主・自律を尊ぶ校風が培われてきました。お互いに顔の見える小規模校でこそ可能になった校風といえます。
今、附高池田では、新しい時代への教育改革をめざし、国際教育や総合的学習に力を入れており、海外の高等学校との交流を深めています。

登校風景
リトアニアとの交流

附属学校ならではの「ユニーク」な授業

本校は教育大学附属学校として教育実習生の受け入れ、日本の教育課題に取り組む教育実践、公開授業研究による成果の発信を行っています。

本校の授業は国立大学附属学校ならではの、最先端でユニークなものです。教室には電子黒板と生徒がWi-Fiに接続できる環境が整備されており、情報機器を積極的に活用しています。
また、受験テクニックを学ぶのではなく、各教科・科目の本当の面白さや奥深さを知り、真の実力を身につけることができるように工夫されていることが特徴です。

小中高生が学び合い、教え合う授業
(体育)
タブレット端末を活用したグループワーク
(数学)

本校のICT活用について

【目的】 

・1人1ID(Googleアカウント)およびネットワーク環境を整備し、多様な子どもたちを誰一人取り残すことのなく、個別な学びを踏まえて、自己調整学習ができるようになることをめざします。 

*自己調整学習とは、「見通す⇒実行する⇒振り返る」プロセスを意識し、学習者自身が主体的に学習をコントロールしながら目標を達成していく学習スタイルをさします。 

 

【環境整備】 

・全HR教室に電子黒板の導入 

・全校生徒が使用できる高速無線ネットワーク(wi-fi)の配備 

・全学年、学校指定のクロムブック端末を使用 

 
【特徴】 

・全授業でGoogle classroomを開設し、オンラインで課題提出をしたり、学習履歴を蓄積したりしています。 

・学びのデータをオンライン上に蓄積していくことで、これまでに「学んだ内容」だけでなく「学び方」をも振り返ることができます。 

・教員と生徒間または生徒同士で文書データ等を共有して、共同編集をしたりコメントを付けあったりしながら、即時性の高い、協同的な学びを育むことができます。 

・授業だけでなく、ホームルーム運営・部活動・委員会活動・学校行事等にもICTを活用して、情報共有を効率よく円滑に行えるよう工夫しています。