本校の第2学年「総合的な探究の時間Ⅱ」で研究に取り組むアメリカナマズ班の平野 颯馬さん、吉村 栄汰さん、大久保 和音さん、関 理斐人さんの4名が、2026年8月8日に開催された「マリンチャレンジプログラム2026 関西大会」に出場しました。
今回、4名が発表した研究テーマは、
「外来魚アメリカナマズの食資源化は、個体抑制につながるか」
です。
アメリカナマズを「食資源」として活用する
アメリカナマズは、国内の河川などで生息域を広げている外来魚です。
生徒たちは、アメリカナマズを食資源として活用することで、個体数の抑制につなげられないかと考え、研究を進めました。
研究では、まず4名自身で淀川へ足を運び、実際にアメリカナマズを釣りました。
釣ったアメリカナマズは、生徒の祖父である料理人の協力も得ながら、塩焼きやフリットに調理。校内で試食会を開催し、約40名に試食してもらいました。
さらに、マリンチャレンジプログラムに関係する近畿大学の先生の協力のもと、近畿大学でも試食会を実施。近畿大学水産学部の学生約100名に試食してもらい、アンケートを行いました。
アンケートでは、「想像より美味しかった」といった好意的な感想や、生徒たちの研究活動へのエールが数多く寄せられました。
自分たちで魚を捕獲し、調理し、実際に多くの人に食べてもらい、その反応を調査する。こうした実体験を重ねながら、生徒たちは研究を深めていきました。

関西大会で研究成果を発表

大会では、大学の先生や企業の方々を前に、これまでの研究成果を7分間のプレゼンテーションにまとめて発表しました。
発表後には質疑応答も行われ、これまでの研究過程や検証結果を踏まえながら、寄せられた質問に答えました。
惜しくもアメリカナマズ班は全国大会への出場には至りませんでしたが、今回の大会出場は、これまで積み重ねてきた探究活動の成果を発表するとともに、新たな課題や問いを見つける貴重な機会となりました。
探究活動では、最初から明確な答えが見つかるとは限りません。自分たちで問いを立て、方法を考え、実際に試し、結果をもとにさらに考える。その試行錯誤の積み重ねが、次の探究につながっていきます。
今回の経験を生かし、生徒たちがさらに新たな問いを見つけ、次の探究へと歩みを進めてくれることを期待しています。

「総合的な探究の時間」で、未来につながる力を
本校では、「総合的な探究の時間」を通して、学校で学ぶ知識だけにとどまらず、大学生や社会人になった後にも生かせる「自ら問いを立て、考え、行動する力」を育んでいます。
探究を進めるためには知識も必要ですが、それと同じくらい大切なのは、自分が「好き」「面白い」「もっと知りたい」と思ったことを出発点に、問いを深め、試行錯誤しながら探究を続けることです。
今回のアメリカナマズ班の研究も、生徒たち自身の興味・関心から始まり、実際に魚を釣り、調理し、多くの人に試食してもらい、その結果をもとに考察するという、実践的な探究活動となりました。
これからも本校では、生徒一人ひとりの「なぜ?」「もっと知りたい!」という気持ちを大切にしながら、未来につながる探究の学びを進めていきます。
生徒たちが自分の興味・関心を突き詰め、その学びを力に変えて、日本にとどまらず世界へ羽ばたいていくことを願っています。

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