先日、高校1年生の国語の授業にて、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ特任研究員などを務める佐久間さんをお招きしました。
今回の授業は、私の「ことば」論、「AIと言葉の未来」と題して 生成AI時代の「ことば」のあり方について、深く考える時間を持ちました。
①「生成AIとの向き合い方」について
宿題や課題にAIを使ってもいいのか、どんなふうに使えば自分自身の学びになるのか、AIに頼りすぎて、人とのコミュニケーションが疎かにならないかといった、身近でリアルな疑問について議論しました。
② これからも「本」は必要なのか
著者と対話するかのように生成AIで本が読めるようになりつつある時代。どうしてわざわざ本やことば、文章を通じて考えを伝える必要があるのか。これからの「本」やことばの役割について考えました。
③ メッセージで伝えるのは「気持ち」か「行為そのもの」か
相手に気持ちを伝えたいとき、AIを使った方が気持ちが伝わる文章になるのではないか。それとも、たとえ不器用でも、自分のことばで文章をまとめようとする「行為そのもの」に価値があるのかということばの本質に迫る問いに向き合いました。

【生徒たちの様子と感想】
授業中、生徒たちは自分の考えをワークシートの枠から溢れんばかりにびっしりと書き込み、クラスメイトとの意見交流を活発に行っていました。授業後には、「普段何気なく使っている『ことば』について、立ち止まって考えてみるきっかけになった」といった声が上がり、教室全体が充実した熱気に包まれていました。
「生成AI時代に思春期を生きるというのは、未だかつてなかったこと。前例がないために手探り状態で、苦しいことではあるけれど、同時に楽しいことでもある。」そんなメッセージを佐久間さんは送ってくださいました。
最先端の研究の視点から、生徒たちに深い気づきと思考のきっかけを与えてくださった佐久間さん、本当にありがとうございました。

