研究業績

研究実績

本校の変遷と研究経過

 本校の創立前史として、1905年に大阪府師範学校附属小学校(現・大阪教育大学附属天王寺小学校)から始まりました。翌1906年、同校内に「教育治療室」が設置され、これが後に日本初、戦前唯一の知的障害児が通うための学校・大阪市立思斉学校(現・大阪府立思斉支援学校)の設立や、鈴木ビネー知能検査の開発などにつながっていきました。現在の大阪教育大学附属特別支援学校に直接つながるのは、1961年に大阪学芸大学附属平野小学校に設置された特殊学級(当時の名称)です。2年後1963年には大阪学芸大学附属平野中学校にも特殊学級が設置されました。その後、附属小学校・附属中学校の両特殊学級を統合する形で、1966年に大阪学芸大学附属養護学校として現在地に開校され、1974年に大阪教育大学附属養護学校、2007年に大阪教育大学附属特別支援学校と改称され現在に至っています。
 この間、本校独自の研究活動だけでなく様々な共同研究・委託研究に取組んで参りました。
 その成果を本校主催の研究大会で実践報告を行ったり、報告集や研究誌などでも発信したりしてまいりました。その時代その時代での最先端の情報処理や技術、教育方法を取り入れ、特別支援教育の新たな可能性を追求し、研究活動に取り組んでいます。詳しくは、下記の研究経過と蔵書をご覧ください。

1964年度 研究発表会 ※(特殊学級時) 大きなものをつくろう

1969年度 第1回研究発表会 精神薄弱児教育における効果的な指導はどうあるべきか 社会・理科・行事・評価

1974年度 第2回研究発表会 心身の調和的発達を目指して

1980年度 第3回研究発表会 新教育課程「からだ」

1983年度 第4回研究発表会 新教育課程「創造」

1985年度 第5回研究発表会 教育課程=『からだ』『創造』『生活』『文化』

1990年度 第6回研究発表会 障害児のくらしを見つめる

1995年度 第7回研究発表会 21世紀の障害児教育を考える ~これからの養護学校の在り方と教育課程の構成~

2000年度 第8回研究発表会 12年間の教育の一貫性をいかにきづいていくか

2002年度 第9回研究発表会 くらしに活きる教育課程の構築をめざして~「生きる力」を育む教育活動~

2005年度 第10回40周年記念研究大会 「くらし」に活きるよりよい支援のあり方を探る ~「個への支援」の具体化についての実践報告~

2008年度 第11回研究発表会 『くらし』に活きる個への支援の具体化 ~有効な支援とつながりを求めて~

2012年度 第12回研究発表会 社会でいきいき生きる子どもへ ~ライフステージに応じた一貫性のある指導・支援~

2015年度 第13回50周年記念研究大会 主体的に社会に関わる力を育む授業づくり

2017年度 研究実践報告会 Art & Science ~科学的根拠に基づいた魅力ある教育実践~

2018年度 第14回研究大会 Art & Science ~科学的根拠に基づいた魅力ある教育実践~

2020年度 研究実践報告会 知的障害教育におけるカリキュラム・マネジメントの運用とキャリア教育の推進 オンラインにて実施

2021年度 第15回研究大会 知的障害教育におけるカリキュラム・マネジメントの運用とキャリア教育の推進 オンラインにて実施予定

  研究経過と蔵書(工事中)

文部科学省委託事業

2013年度
「インクルーシブ教育システム構築モデル事業モデル地域(交流及び共同学習)」
 インクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育を着実に推進していくため、障害のある子どもに対して、学校生活上のさまざまな状況に応じて提供する「合理的配慮」の実践事例を収集するとともに、「平野五校園」における連携において、交流及び共同学習の実践研究を行いました。

独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所
「インクルーシブ教育システム構築支援データベース」

2017年度
「学校における交流および共同学習を通じた障害者理解(心のバリアフリー)の推進事業」
 本校と大阪教育大学附属平野中学校、大阪市立喜連中学校の3校で、障害のある子どもたちと障害のない子どもたちが年間10回の交流及び共同学習をしています。
 共に障害者スポーツなどに取組み、交流及び共同学習を通して、互いの個性や多様性を認め合える共生社会の形成をめざしています。

文部科学省:学校における交流及び共同学習を通じた障害者理解(心のバリアフリー)の推進事業

その他の事業については、現在調査中です。

平野五校園共同研究

「平野地区にある附属学校園(平野五校園)で取り組んでいる共同研究」
 大阪教育大学の附属学校園の平野地区には、附属の幼稚園、平野小学校、平野中学校、高等学校平野校舎、特別支援学校の五校園があります。社会的使命や存在意義をともに附属学校園が果たすため日々それぞれの校園で様々な取り組みが行われています。平野五校園の特色は、五校園が隣接されていることです。附属学校の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の5つの校園種が隣接していることは、全国的にも唯一この平野地区だけだと言われています。
 この平野五校園が隣接している特色を生かしながら、さらなる研究の発展を行っていくため、2004年4月より附属幼稚園と小学校による小・中連携教育(二校園連携)が始まり、2010年4月より附属平野五校園の共同研究が本格的に始まりました。校種間の枠組みを越えた5つの校園種によって共同研究を取り組んでいること自体が全国的にも新しい試みともなっています。

“ことば・体験・コミュニケーション”で「考える力」を育てる保育・授業創り
2010年4月~2013年3月(3年間)

ユニバーサルデザインにもとづいて「わかる力」「考える力」「使える力」を
育む保育・授業づくり

2013年4月~2016年3月(3年間)

生涯発達的視点に基づいた校種間連携型一貫教育
2016年4月~2018年3月(2年間)

一人ひとりの多様な可能性を広げる評価のあり方
 -主体性を育むための目標及び評価指標の作成と活用をめざして-
2018年4月~2021年3月(3年間)

一人ひとりの多様な可能性を広げる評価のあり方(2)
 -主体性が働く探求学習プログラムと学習評価のモデル開発をめざして-
2021年3月~2024年3月(3年間)

タイトルとURLをコピーしました