本学特別支援教育専攻の学生が就業体験をします。特別支援学校に来るのは初めてという学生も多く、まずは子どもたちとの関わりを大切にしてもらいながら、一緒に活動したり遊ぶことを通じて子どもとの接し方や特性などを学びます。また、教員の補助業務も体験をすることで、特別支援学校にはどのような仕事があるのかを実感することができます。以上のような体験をすることで、大学の授業で学んだことをより深めることができます。
実績
令和5年度 | 4名 |
令和4年度 | 5名 |
令和3年度 | 10名 |
令和2年度 | 6名 |
令和元年度 | 4名 |
平成30年度 | 3名 |
2023年度 インターンシップ
私にとってインターンシップが初めて障がいのある児童と関わる機会でした。児童の心情の変化に合わせた関わり方はとても難しく、児童に混乱を招いてしまったこともあったかと思います。ですが、小さなことでもできた瞬間がいくつも見られると、こちらもとても嬉しい気持ちになることができました。この2週間での児童と活動できた時間・経験を自信にして、教育実習ではより一層積極的に活動していきたいと思います。
今回、特別支援学校にインターンシップに行って1番印象に残っているのは、個々に応じた学習を行っているということです。それぞれのレベルに応じたクラス分けを行い、授業のレベルを調節していたことも印象的でしたが、同じクラス内でも異なる課題を行っていたことに、通常の学校との大きな違いを感じました。それを行うためには、日々、生徒がどこまでできて、どこから困難が生じるのかを確認しなければいけないと思います。生徒の実態把握の大切さを改めて感じました。また、先生と生徒の距離が通常の学校よりも近いように感じました。そのため、実習生も自然とその輪に入ることができ、落ち着いて実習に参加することができました。忙しい中、ご指導いただき、感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございました。
2022年度までの感想と様子
日間活動させていただき、ありがとうございました。初めて子どもたちと関わるということもあり、授業等の支援や関わり方について先生方からのご指導や注意を受けることが多々ありましたが、子どもたちとの関わり等を重ねることで、一人一人の”得意”や”できる”を見つけると共に支援の方法や活動、そしてその難しさを学ぶことができました。教育実習では経験を活かして子どもたちと共にさらに成長していきたいです。(R4インターンシップ生)
今回のインターンシップは 10 日間でしたが初めて様々な障がいを持つ生徒とかかわりよ り多くの事を学びました。はじめはアドバイスや声掛けに戸惑いました、しかし生徒一人一 人の好きなものや身近な人物に関連させてアドバイスや声掛けをすることで距離をより縮 めていくことができたように感じています。また、毎日前向きに新しい教材や新しい学習内 容に取り組む生徒たちを見て生徒とともに自分も成⾧していきたいという気持ちが強くな りました。(R4インターンシップ生)
生徒一人ひとりの認知特性、興味関心、体調、生徒同士の関係性などを深く理解し、柔軟に関わっていらっしゃる先生方に尊敬の念を抱く毎日でした。先生方の模倣をさせていただきながら生徒達と関わる中で、楽しいながらも学びのある毎日を経験させていただいたのは、そういった日々の積み重ねによる、先生方と生徒達の信頼関係の深さがあったからだと思います。今回のインターンシップでは、そのような、生徒に信頼してもらえる先生となるために必要となる、自らの課題点を見つけることができました。(R4インターンシップ生)
インターンシップ活動では、実際の学校現場での子どもの様子や、先生方の支援方法について勉強させていただいております。その中でも特に印象的だったことは、先生方の授業づくりにおける工夫についてです。どの授業も子どもの興味をひくような題材や教材が使われており、一生懸命にそして楽しみながら、それらの授業に取り組む子どもたちの姿が心に残っています。また、何よりも実際に子どもたちと関わり合える事が楽しく、とても充実した時間を過ごすことができました。(R3インターンシップ生)
私は、小学部でインターンシップの活動をさせて頂きました。初めのうちは分からないことも多くありましたが、周りの先生方に助言をして頂きながら児童一人ひとりと向き合って活動していくことで、大学での座学だけでは学べない、貴重な経験ができたと感じています。児童たちに対して真摯に向き合っている先生方の姿を見て、特別支援学校の教員になりたいという想いがさらに強まりました。(R3インターンシップ生)
10日間という短い時間でしたが、周りの先生方の関わり方や子どもたちの様子をよく観察することに気をつけながら参加しました。拙い部分もありますが、子どもたちと上手く向き合い、それぞれにあった言葉かけや臨機応変な対応が徐々にできるようになったと感じています。来年度の教育実習でも、このインターンシップでの経験を十分活かせるように努めたいです。(R2インターンシップ生)
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