附特トピックス2023

セーフティプロモーションスクール認証式

附属特別支援学校がセーフティプロモーションスクール(SPS: Safety Promotion School)に認証されたことを受け、2023年3月21日に附属特別支援学校にて認証式が行われ、日本SPS協議会の藤田大輔理事長(本学学校安全推進センター長)と附属特別支援学校の西山 健校長による調印式が行われた後、代表生徒に認証記念の盾が贈られました。認証式は、文部科学省、日本SPS協議会、平野区役所、平野消防署、平野警察署、本学附属学校統括機構、本学特別支援教育部門、本学附属学校園等、各方面から来賓の方々をお迎えして、附属特別支援学校の全校児童生徒と教職員および保護者が参加して行われました。来賓の方々からは祝福の言葉とともに本校が安全で安心な学校づくりを今後も継続していくことへの期待と励ましの言葉をいただき、「保護者や地域の関係者も参加されていて、とてもアットホームな感じがするすばらしい認証式でした」「認証式での子どもたちの表情がすごく良かったことが、とても印象に残りました」などの感想をいただきました。
本学附属特別支援学校は国内で55番目の認証校となりますが、国立大学附属特別支援学校の中では初めて、また高等部のある知的障害特別支援学校としても初めての認証校となります。西山 健校長は「特別支援学校という特性を活かした独自の実践・研究を着実に積み重ね、その取り組みを地域へと広げ、次世代へとつないでいくことを本校の使命としたい」と、岩﨑 弘副校長は「平野地区にある附属校園では本校が初めての認証となるので、本校のことだけでなく平野地区全体として学校安全について連携を図りながら進めていきたい」と、それぞれ抱負を述べました。

令和5年度 研究大会

令和5年度 研究大会「知的障害特別支援学校における教育課程の編成と評価の一体化-個別最適な学びの実践に向けた系統的・組織的な授業計画の視点づくり-」が行われました。

2月10日(土)に本校の年次研究大会が5年ぶりに対面形式で行われました。当日は北は北海道、南は九州から100名を超える教職員・学生にご参加いただきました。本学教職大学院の学生、特別支援教育特別専攻科の学生もボランティアとして大会に参加しました。

午前の部は、開催校挨拶の後、本学教職大学院特別支援教育コース代表の正井隆晶特任准教授より挨拶がありました。開催校研究主任による基調提案の後には本学特別支援教育部門の今枝史雄講師による指導助言があり、引き続き研究授業・公開授業が行われました。

午後の部は、まず研究発表(ポスター発表)が行われ、附属特別支援学校の教員と本学教員とのユニット研究(13件)、教職大学院生(M2)の研究(8件)の発表があり、参加者と活発な議論・意見交換がなされました。その後、研究協議を挟んで、一日の協議等を踏まえた総合的な観点から、文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 特別支援教育調査官の加藤宏昭氏より「指導と評価の一体化に基づいた授業づくりのために-単元計画の改善・充実から考える-」と題するご講演をしていただき、非常に内容の濃い一日となりました。

参加者からは「貴校で研究された先生方が大阪府内の特別支援学校で子どもたちの教育の質を高めたり他の先生方の先導役を務めたりする日が目に見えるようです。私もたくさん学ばせていただきました。ありがとうございました」「学校全体として、計画的に取り組むことがいかに大切かを改めて感じています」「学校の熱意をとても感じました。参加できたことを嬉しく思います。また来年も参加できたら良いなと思います」などの感想が寄せられました。

附属特別支援学校では、全校研究(3か年計画)最終年のサブテーマである「個別最適な学びを実現するための評価の観点づくり」(仮題)に向けた取り組みを始めています。来年度も皆様の研究大会へのご参加をお待ちしています。

   

本校の研究の詳細についてはこちらをご覧ください。

セレッソ大阪サッカースクール

12月18日のふようタイムは中学部・高等部で行い、恒例となったセレッソ大阪のサッカー教室が開催されました。セレッソ大阪サッカー教室は今年度2回目で、今回もセレッソ大阪からはたくさんのコーチに来校いただきました。前半のボールに慣れる時間では、コーチからアドバイスを受けながら、パスをしたりドリブルをしたり、楽しく練習を行いました。後半はコーチを相手に試合をして大変盛り上がりました。前回の5月以降、今回の第2回に向けてサッカーの練習をしてきた成果を発揮することができました。

音楽会

12月14日に音楽会を行いました。ピアニストの 今井 順子 先生に「日頃なかなかコンサートに行けない環境にいる方々のところに演奏を届けたい」と来校していただき、すてきな演奏をお聞かせいただきました。今井先生のソロ演奏だけではなく、本校の教員とのセッションも行っていただき、高等部の生徒の歌とのコラボもありました。終盤にはサンタさんも登場し、児童生徒も鈴やタンブリンなどを鳴らして一緒に楽しみました。アンコールにも応えていただき、最後には、音楽に合わせてみんなで自由に身体を動かして楽しみました。とても暖かい音楽会となりました。

文化祭

12月2日(土)文化祭を行いました。実行委員会の生徒が決めた「明るく楽しくて仲間と協力してたのしい文化祭にしよう‼」をテーマに、各学部の発表で会場は盛り上がりました。小学部は「かっこいいがいっぱい!! ~We are the one~」、中学部は「FM喜連瓜破」、高等部は「Fuyo‐Tube」をタイトルにした発表をしました。たくさんのご声援をいただき、演技している児童生徒も鑑賞している保護者の皆さんも、みんなが楽しめた文化祭になったと思います。
 

PTA進路研修会

11月15日、PTAの進路研修会が行われました。PTAの学級・進路委員の保護者の方と進路支援部長の教員が中心に進めてくれました。昨年度高等部を卒業した保護者の方8名をお招きして、進路先での現在の様子や、進路先を決めた理由、進路先を決める上でのアドバイス、在学時に身に付けておくべきこと、卒業後の余暇の過ごし方など、たくさんのお話を聞くことができました。小学部、中学部、高等部の在校生の保護者の皆さんは、メモを取りながらなど、とても熱心にお話を聞いていらっしゃいました。

高等部生徒が関西マツダ平野店で職業体験

11月9日、附属特別支援学校高等部が関西マツダ平野店に職業体験を行うために本校のスクールバスに乗って行きました。関西マツダ平野店に到着してから、お店のフロアで社員全員と朝礼を行いました。そこで、接客ロールプレイングや身だしなみチェックなどを一緒に行いました。
その後、2つのグループに分かれて接客体験と車両整備体験を行いました。車両整備体験では、車のボンネットを開けてバッテリー点検やエンジンの点検、タイヤの取り付け、車両底の整備点検などを行いました。生徒たちは、初めて体験することばかりでしたが緊張しながらも興味を持って取り組むことができていました。そして、接客体験では、お客さんが自家用車で来店された時に駐車場での駐車誘導を行ったり、お店の中では、名刺交換を行ってからの車選び体験などを行ったりしました。社員の方に丁寧に教えてもらいながら、楽しく取り組むことができました。
この取り組みには、参加していた教育実習生は「関西マツダ平野店の社員さんが、生徒たちが楽しんで体験できるように準備してくれていてすごいと思った。」「社員さんと生徒たちが楽しそうに会話している様子がとても印象に残った」等の感想がありました。また、関西マツダ平野店の社員さんは「普段の業務で子どもと接する機会がないので、楽しかったですし、とても良い機会となりました。」「このような取り組みを関西マツダ平野店が一丸となって取り組めたので、チームの雰囲気がさらに良くなったと思います。」等の感想がありました。
本学ホームページのトピックスでも紹介されています。
 

中学部 地域連携体験型授業「はたらく体験会」 10月13日(金)

10月13日(金)に中学部が地域連携体験型授業「はたらく体験会」を実施しました。今年度は、ワークセンターJINぱれっとアミュージョリークランしごとCLANメープル関西ハニー・ビーネイルPetalの就労系福祉事業所にご協力を得て実施することができました。8つの就労系福祉事業所には、1つずつのブースを出していただきました。生徒たちは、2人組のペアになって1ブース15分ごとに様々な作業や活動にチャレンジしました。また、保護者の皆様にも、がんばっている様子を参観していただきました。
   

釜山大学特殊教育学科の教員及び学生が本校を見学しました 10月12日(金)

釜山大学特殊教育学科の教員6名及び学生30名が本校を見学するために来校しました。2グループに分かれて、小学部、中学部、高等部の授業を行っている様子や校舎内だけでなく日常生活訓練棟等の学校施設を見学をしてもらいました。また、最後に見学していただいた中学部「運動」の授業では、生徒たちが韓国の人気アイドルグループの曲に合わせたダンスを披露しました。見学した学生さんたちに感想を伺うと、声をそろえて「最高!!(日本語)」という回答をいただきました。また、朴教授からは、「今後、釜山大学では、附属の特別支援学校を設立しようという計画があるので、これからも連携していきたい」というお話もありました。

防火・防災学習 10月11日(水)

地域の皆様のご協力のもと、防火・防災学習を行いました。
大阪市消防局平野消防署、大阪市平野区役所の防災ご担当者様、喜連地域連合の皆様からご協力をいただいて実施しました。地震・津波避難訓練を行った後、防火・防災学習開校式では、武市平野区長 松前平野消防署長からもご挨拶をいただき、その後、たくさんの体験学習を行うことができました。今回実施したプログラムは、煙幕体験、避難所体験、応急手当体験、水消火器・バケツリレー体験、消防車体験、毛布担架体験、救急救命講習(高等部のみ)です。学校の教員だけではこれだけの様々な体験を行うことは難しく、地域社会の皆様の多大なご協力のおかげでこれだけの貴重な体験をすることができたと感謝しています。このような取り組みをきっかけにして、万が一の災害時に自らの安全を確保することができるようになることに加え、地域社会の皆様と協働、共生していくためのきっかけとなることを期待しています。
本学ホームページのトピックスでも紹介されています。
   

地域連携授業【関西マツダ】6月30日(金)

梅雨の中休み、ひさしぶりの青空が気持ちいい一日となりました。株式会社関西マツダ 平野店の社員の皆様が本校に来校され、「自動車がどのように作られているのか」「働くうえで大切なこと」など社員の方から映像を交えてお話をしてもらいました。また、ペーパークラフト制作やロードスターや福祉車両など3台の車の試乗体験もさせてもらって社員の方々との交流を通し、とても貴重な経験をさせていただきました。
本学ホームページのトピックスでも紹介されています。

       

大内田先生による研究の勉強会を行いました

5月11日(木)の放課後に、古典論文を要約することや要約を聞くことによって、研究の流れを理解し、論文の読み方や書き方を学ぶことを目的として、本学特別支援教育部門 大内田先生をお招きして本校教員を対象とした勉強会を行いました。勉強会では、「攻撃性-バンデューラのボボ人形研究を越えて」を研究部長が要約したものをスライドを用いて説明してから、質疑応答を行いました。その時に、大内田先生にもいくつかの質問があり、脳科学の専門的なこと等もわかりやすくお答えいただいたり、貴重なアドバイスをたくさんいただくことができました。参加した教員からは、「要約がわかりやすく勉強になった」「大内田先生の説明がとてもわかりやすかった」「アドバイスがとてもありがたかった」「早く第2回を行ってほしい」など大好評でした。
 

 

令和5年度 入学式

令和5年4月10日、入学式が行われました。小学部、中学部、高等部に新入生が入学しました。

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