安全な学校への取り組み
本校では、生徒たちが安心して日々の学校生活を送れるように、学校安全への取り組みを進めています。
・附属池田小学校事件を語り伝えていくために(教職員研修)
・防災訓練(生徒、教職員)
・学校安全の集い(生徒、教職員)
・救命救急講習会(教職員研修)
・体育の授業での着衣泳(生徒)
・水泳安全の集い(生徒、教職員)
・防犯訓練(生徒、教職員)
<平成8年9月5日に起きた本校における水泳事故について>
平成8年9月5日、1限目の体育の水泳授業で、当時2年3組の水上扶起子さんが潜水距離測定中に溺水し、1週間後に亡くなるという痛ましい事故がありました。
これに関し、事故から10年目を迎えた平成18年9月5日、学長、校長及び校舎主任は、声明文「平成8年9月5日に起きた大阪教育大学附属高等学校池田校舎における水泳事故について」を公表し、事故の原因と責任についての見解を明らかにするとともに、この痛ましい水泳事故を末永く記憶にとどめ、安全な水泳授業を誓い、安全な学校の実現への決意を新たにするため、メモリアルを設置しました。詳細はこちらを御覧下さい
◆「水泳授業中の死亡事故を反省し安全を誓う」
SPS(セーフティプロモーションスクール)について
上記の学校安全に関する継続的な取り組みにより、本校は2022年3月30日にSPS(セーフティプロモーションスクール)に認証されました。
<SPS(セーフティプロモーションスクール)とは>
セーフティプロモーションスクール(Safety Promotion School:SPS) とは、スウェーデン王国のカロリンスカ研究所に設置されているWHO地域安全推進共同協働センター(WHO Collaborationg Centre on Community Safety Promotion)が推進していた学校園(以下「学校」と略記)の外傷予防を目的とした国際的認証活動の1つであるインターナショナルセーフスクール(International Safe School:ISS)の考え方を参考に、新たに、「自助・共助・公助」の理念のもと、わが国独自の学校安全の考え方を基盤とする包括的な安全推進を目的として構築された取り組みです。
<SPS(セーフティプロモーションスクール)認証制度の概要>
セーフティプロモーションスクールは、セーフティプロモーションスクールの理念となる「7つの指標」に基づいて、学校独自の学校安全(生活安全・災害安全・交通安全)の推進を目的とした中期目標・中期計画を明確に設定し、その目標と計画を達成するための組織の整備とS-PDCASサイクルに基づく実践と協働、さらに分析による客観的な根拠に基づいた評価の共有が継続されていると認定された学校を「セーフティプロモーションスクール」として認証し、日本セーフティプロモーションスクール協議会と協定書を締結し、引き続き、安全に対する分析と評価を基盤とする未来志向に基づいた安全推進の取り組みを協働的に展開していこうとする制度です。
<SPSサポーター制度について>
生徒会役員や保健委員、風紀委員を中心とした生徒たちによる「SPSサポーター制度」を導入しています。現在のSPSサポーターの活動内容は主に以下のようなものです。
・SPSサポーター以外の生徒に対して安全に関する広報活動を行う。
・SPSサポーターの代表生徒は年3回の学校安全委員会に出席し、教職員とともに安全計画の進捗状況を確認して課題解決に向けて今後の活動内容を考える。
・安全に関する行事(防災訓練など)について、教職員と共同して企画・運営を行う。
・その他、学校安全に関するさまざまな課題の検討を行う。
生徒一人ひとりが安全への意識を高く持ち、教職員と生徒が共に安心して過ごせる学校をつくっていくことをめざしています。
学校いじめ防止基本方針
本校では,学校や家庭等での様々な出来事や人との関係に悩む生徒の声に耳を傾け,一人一人が充実した高校生活を送ることができるよう,教職員全体で支援します。