サンダン高校オンライン交流
オンライン交流2年目となった今年度は、12月14日(火)、16日(木)、17日(金)の3日間で本校生16名と韓国・サンダン高校の生徒16名による交流会が行われました。
事前交流として自己紹介動画の作成やプレゼント交換を行い、当日の交流は「平和の文化創造のための小さな一歩 ~相互理解に基づく未来の創造~」をテーマにお互いの未来を考え、国を超えて学校同士が、あるいは高校生同士がどのように学び合えるか、また、お互いにどのような文化を有しているかについて交流し合い、親睦を深めました。最終日には、「真の理解へ向けた私たちの提案」について話し合い、共同宣言を作成しました。
活動内容
2021 OKU Ikeda – Sangdang High School Declaration」
2021.12.17 作成
2021年12月、私たち大阪教育大学附属高等学校池田校舎と韓国サンダン高校の生徒計32人が3日間のオンライン交流を行いました。交流に先立ち、自己紹介動画や学校紹介動画、さらには心を込めたプレゼントなどの交換をしました。交流はオンラインで行いましたが、交流は事前の交流で五感を通して私たちの距離を近づけることができました。
交流1日目には自己紹介、交換したプレゼントの説明と、互いの学校紹介をしました。2日目には互いの真の理解を阻害する・促進させるそれぞれの要因についてディスカッションをし、そこで出たアイデアを共有しました。ディスカッションの中では、偏見や先入観、歴史認識の違いなどが真の理解を妨げているという結論が出ました。また、これらを生み出す要因として教育、政治、メディア、私たちの交流の不足、無関心などが挙げられました。3日目には、2日目に出された阻害要因の解決に向けて、ディスカッションを通して考えをまとめました。さらに、私たちが普段の生活で考えるべきこと、すべきことは何か、意見を出し合いました。
この3日間の経験の中で得られた結論から、次の約束を決めました
1.コミュニケーションを取ろうとする積極的な姿勢を保つ
2.若い世代に偏見の無い相互理解について伝える
3.情報が正しいか否かを判断する能力を身につける
4.音楽、アニメ、食文化などの互いの文化を共有する
5.キャンペーンや交流を通して、誤解を払拭する
これをもって、私たちの共同宣言といたします。
2021年12月17日
大阪教育大学附属高等学校池田校舎・上黨高等学校(韓国サンダン高校)