2024年1月20日に第3回目の高校生国際会議を平野校舎と池田校舎の協働主催で実施しました。
大阪教育大学天王寺キャンパスを会場とし、平野校舎・池田校舎・一部の国内連携校は対面参加、一部の国内連携校・海外連携校はWebexによるオンライン参加でのハイブリッド形式の高校生国際会議を開催しました。
◆実施概要
高校生国際会議の目的
大阪教育大学(WWL)の高校生国際会議は、「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する探究活動の成果について、国内外の高校生が、交流を深めながら、高校生として何ができるのか議論することを目的としています。
参加校一覧
本校からは約300名、平野校舎からは約240名、連携校などからは約60名で、全体として609名の参加があり、大規模な国際研究会議となりました。
参加校一覧
- [附属高校]平野校舎、池田校舎
- [国内]大阪府立泉北高校、大阪府立千里高校、和歌山県立星林高校、金光学園高校(岡山県)、沖縄県立那覇国際高校
- [海外]高雄師範大学附属高級中学(台湾)、清州外国語高校(韓国)
高校生国際会議の内容
オープニング・ワークショップ・分科会・クロージング・ポスターセッションを実施しました。
以下、それぞれの取り組みを詳しくご紹介します。
(オープニングの様子)
ワークショップの概要(10:20〜12:00)
平野校舎の主催でワークショップを実施しました。対面実施、一部はオンラインを併用して実施しました。
内容 | |
①課題研究フリートーク | ユニークな課題研究を楽しく紹介します!参加型の企画も用意しているので、みんなでワイワイ交流しながら、より良い社会にするために私たちにできることを考えましょう! |
②クイズSDGs | SDGsに関するクイズをします!一問一答だけでなく思考問題もあり、チームで協力して答えます!賑やかで楽しいクイズに是非参加してください! |
③海外連携校オンラインミーティング | 他国の高校生と明るく楽しくディスカッションしましょう!英語音声を日本語字幕に同時翻訳するサポートつきです!高校生国際会議を存分に楽しみましょう! |
④留学生とのカードゲーム | 本学留学生とSDGsカードゲームクロスで交流しましょう!英語が苦手な人も得意な人も、留学生がサポートしてくれるので安心して参加してください!みんなが一緒に英語で楽しめる対面型のゲームです。皆さんの参加をお待ちしています! |
⑤貿易ゲーム | 支給される資源や道具に格差があるさまざまな仮想の国に分かれ、国同士で協力をしたり、資源を独占したりして、巨万の富を築くゲームです!頭脳を使って楽しみましょう! |
①課題研究フリートーク
②クイズSDGs
③海外連携校オンラインミーティング
④留学生とのカードゲーム
⑤貿易ゲーム
分科会(13:00〜15:00)
池田校舎(本校)の主催で、分科会を実施しました。
分科会中の使用言語は原則英語です。
分科会Ⅰ | 分科会Ⅱ | 分科会Ⅲ | 分科会Ⅳ | |
13:00-14:35 | 分科会ごとに4グループの発表(研究発表15分間・質疑応答5分間) | |||
14:45-15:00 ふりかえり・大学教員のコメント |
橋本健一先生(大阪教育大学) | 瓜生彩子先生(大阪教育大学) | 王林鋒先生(大阪教育大学) | 箱﨑雄子先生(大阪教育大学) |
各分科会の全体集合の写真と、本校生徒の発表の様子の写真を掲載します。
①分科会Ⅰ
②分科会Ⅱ
③分科会Ⅲ
④分科会Ⅳ
クロージング(15:10〜15:30)
ポスターセッション(1/9〜1/31)
ポスターセッションを、Webex(WEB) 上で行いました。参加者はWebexに掲載されたポスターを閲覧し、コメントや質問を行い発表者と意見交換を行いました。
なお、1月20日まで教員・参加者全員によるポスター投票を行いました。投票の結果を総合的に踏まえ、「優秀ポスター賞」を選出しました。投票結果は高校生国際会議のクロージングで発表し表彰しました。
クロージングセッション
◆生徒スタッフによる国際会議の運営
この高校生国際会議は、運営の多くを生徒(高校生)が担っています。スタッフの生徒は、当日の司会進行はもちろんのことながら、備品の作成や機材の設置など、前日までたくさんの時間を割いて、自主的に準備を行っておりました。
平野校舎の生徒と一緒にスタッフの活動を行う機会もあり、スタッフ同士で意気投合して、一緒に当日の運営を考える場面もありました。
スタッフ生徒の感想
- 普段は経験できない他学校との交流を通して、同じ高校生が様々なことに取りくんでいることを知りとても刺激をもらった。昨年は留学生との交流はなかったけれど今回は分科会でも留学生からの質問が多くあり、とても良かった。
- ミーティングが多くて大変だったけど、当日はスタッフとして活動できて、貴重な体験になりました!
- とても貴重な経験をすることができて楽しかった。
- ワークショップも分科会も、どちらとも行けてとても良かった。
- いろいろな経験ができて楽しかったです。
- 機材準備は結構大変だったが、達成感がすごかった。分科会では発表するのもスタッフとして前の方で聞くのもおもしろかったので、来年もやってみたいと思った。
- 思ったより大変だったけれど楽しかったです。最初はスタッフだけのつもりだったのですが、実際にディスカッションにも参加することができて、不安だったけれどいい経験になったし、楽しかったです。日頃習っている英語を上手く使って意見を伝えていくのが楽しかったです。
- 思っていたより忙しくて、やることが分からなくなったり上手くいかないことも多かったが、大きなトラブルなく運営に携われて良い経験になった。分科会の発表で、面白い研究を聞くこともできて良かった。