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令和元年度ピースプロジェクト(国際交流プログラム)

2019年10月23日(水)

 本校の姉妹校である米国アーカンソー理数系高校(Arkansus School for Mathematics, Science and the Arts)一行が10月23日(水)に来日し、本校生徒とともにピースプロジェクトに取組みました。これは、日米の高校生がそれぞれの歴史認識を話し合うことを通じて、平和について考えることを目的とした、附属天王寺高の国際交流プログラムにおける新しい企画で、高2でSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の授業を選択している生徒らが内容を立案しました。また、米国の高校生8人は、プロジェクトに臨むにあたり、事前に広島を訪れて原爆についての学習をしたのち来校しました。
 日米40人近くの生徒たちは、8つのグループに分かれ、「これからどのように平和を作っていくか」というテーマについて、英語で討論しました。続いて、高2の生徒が「研修旅行の際に長崎で学んだこと」、高3で生命論の授業を選択している生徒が「広島研修で学んだこと」について、またアーカンソー理数高校で歴史を教えているニール教諭は「日本についてどのように教えているか」についてそれぞれプレゼンテーションを行いました。
 生徒たちは、初めての試みに緊張しながらも、お互いの考えを伝えようと積極的に会話し、コミュニケーションを図りました。今後、さらに内容の深い議論ができるよう工夫しながら、取組を継続していければと思っています。