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令和3年度 百粁徒歩

2022年3月10日(木)~11日(金)

 3月10日(木)、11日(金)に第49回百粁徒歩が実施されました。第47回・第48回はコロナウィルス感染者増加に伴い緊急事態宣言が発令されており、県をまたいでの移動は出来なかったため中止となっていました。今年度の百粁徒歩もコロナ禍での実施となり、事前に夜間区でのビッグレストは禁止という条件で百粁有志と生徒指導部内で話が進んでいました。

 12月の全コース下見(12月24日掲載記事)は外苑公園まで歩いたところで天候不順により断念することになりました。その後の2月全コース下見では、12月全コース下見の反省を生かして完歩するつもりでしたが、その日程も雨予報だったため直前に中止(オミクロン株により感染者数が爆発的に増加していること、2月の寒さにより体調不良の可能性が高まることなどが主な理由)が決定されました。本来の百粁徒歩のルールであれば、12月全コース・2月全コースの2回の下見を実施することが本番実施の条件でしたが、2月全コース下見の中止の判断は教員と生徒が十分に議論できたわけではなく、半ば強引に中止となったために今年度は例外的に本番を実施することになりました。ただ本来のタイムテーブルとは違った形で『12月全コース下見で歩いたコースを夜間区の時間帯に歩く』という変更がありました。

 二度あることは三度あるの言葉のように百粁徒歩本番も雨を覚悟していましたが、当日は晴天で気温も20℃近くまで上がっていました。今回のスタートは18時で、すぐに暗くなり、地図を見て歩くことに慣れていない一般隊は1区からロスト続出のスタートとなりました。また点呼の確認方法なども連絡が上手く出来ておらず、やはり下見を1回しかしていないという準備不足感は否めなかったと思います。20時頃には夜間区としてブロック行進で進んでいましたが、歩くペースも速かったり、一般隊の疲労度も高く、最後までブロック行進で進んでいきました。最後はほぼタイムテーブル通りの到着となりました。最後まで完歩した生徒たちの表情はとても晴れやかでした。

 実行委員の生徒たちも教員も反省点は多々ありますが、第49回百粁徒歩の目的は「3年ぶりの百粁徒歩を最後まで完遂すること」だったのでその目標を達成できたことは満足しています。百粁徒歩の実施に向けて早い時期からコース選定や下見をしていた百粁徒歩有志の生徒たちやコロナ禍で感染者が高止まりしている状況でも実施を許可してくださった管理職、当日さまざまな対応をしていただいた先生方、本当にありがとうございました。

1区の踏切

夜間区1

夜間区2

山の辺の道