大阪教育大学附属池田中学校は令和2年1月末に国際バカロレア機構からMiddle Year Program(ミドルイヤープログラム)の認定校になりました。
本校はこれまで国際バカロレア(IB)教育の中等教育課程(MYP)の候補校として、IB教育の研究と実践に努めてまいりました。昨年2月に、正式な認定校(IBワールドスクール)になるために国際バカロレア機構(IBO)から確認訪問を受けましたが、改善点の指摘を受け、その後学校全体で改善にとりくみ、10ヶ月後の12月に再度確認訪問を受けた次第です。その結果、年明けの2月4日になって、IBOの方から認定証の送付を受け、本校はIBのMYP認定校として正式に認められることになりました。
今回の認定は、保護者の皆様の本校の教育に対する深いご理解と、温かいご支援のおかげであり、感謝の念に絶えません。また、生徒の皆さんのIB教育への熱心なとりくみと、教職員の不断で丁寧な指導があり、これらすべてが一体となった成果であると感じております。
IB教育の特徴は、探究的な学びであること、国際社会の課題を地球的規模で考えること、他者の違いを認め、協働して課題解決に向けて行動すること、などが挙げられます。このような教育は、安全で平和な国際社会を形成していくことができる人間を育てることになります。すでに本校はこのような教育にとりくんできましたが、これからはMYP認定校としてIB教育を適用して、本校独自の教育内容と方法の実践研究をさらに重ねていく所存でございます。
今後ともご支援とご協力のほどよろしくお願いいたします。