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第32回(令和元年度第1回)公開セミナー

「社会とともに考える生命科学の進め方」
講師:大阪大学大学院医学系研究科(医の倫理と公共政策分野)教授
加藤 和人 先生
日時:令和元年9月21日(土)午後2時~4時 本校小講堂にて

 

 第32回天附連「公開セミナー」は大阪大学大学院医学系研究科教授(医の倫理と公共政策分野)であり理学博士の加藤和人先生をお招きしました。 先生は世界保健機関(WHO)のヒトゲノム編集に関する専門委員会の委員も務めておられます。

  • 校門前の立て看板

 

 社会とともに考える生命科学の進め方として「がんゲノム医療」「再生医療」「ゲノム編集」という3つのテーマについてお話しいただきました。
がんゲノム医療においてはゲノムの技術を使ってガンを治療できる時代がすぐそこまで来ていて、一部の検査は保険適用が開始されているとのことです。 技術の進歩の一方で、iPS細胞を用いた臨床研究と同様に、安全性の確保に対する厳正な手続きが必要な研究分野であることもわかりました。

 従来の遺伝子治療より進んだゲノム編集については、遺伝子を改変することへの倫理的課題が最前線にいる研究者の間でもまだまだ議論の途中だそうです。
先生は会場にいる現役中高生や保護者ら参加者に、賛成か?反対か?どう思われますかと最先端のトピックを私たちの身近な問題として投げかけてくださいました。セミナー中の質問や意見交換も活発におこなわれました。

 最後に附属生や関係者に「自分の興味あることをつきつめて学んでください。笑顔で楽しんで、できれば英語を得意にして世界に出れば、たくさんの人と出会えます。期待しています」と激励してくださいました。
先生の気さくなお人柄があふれる活気あるセミナーとなりました。この場をお借りして改めて厚く御礼申し上げます。

文責 PTA広報委員会