卒業生からのメッセージ


附中ってこんなところ
第73期生 I・Aさん(令和4年3月卒業)
私は、附中生活3年間で「何にでも全力で挑戦してみること」の大切さを学びました。
もともと私はみんなの前に立ちクラスをまとめるというような経験がほとんどなく、前に立つのが苦手でした。しかし、附中では人前に立って話をする機会がたくさんあります。例えば、毎年開催されている英語のスピーチコンテスト、そし3年間で1つのテーマを追求する自由研究の発表などがあります。私は、これら発表の機会を一つ一つ全力で取り組みました。そして経験を積み、人前に立って発表するという苦手意識がなくなりました。
また、附中三大行事の一つである音楽会では、3年生のときにクラス合唱の指揮を務めました。指揮をやったこともなく、音楽に詳しくない私でしたが、友達からの後押しもあり、挑戦してみることにしました。自分でいろいろ調べて練習をしたり、クラスメイトと相談をしたりしてなんとか合唱を成功させることができました。完壁ではなかったと思いますが、チャレンジして良かったと感じています。
新しいことに挑戦するというのは、とても不安を感じます。しかし、挑戦した後は、充実感に満たされ、楽しい思い出となり、そして、自分の力になったと感じています。附中にはたくさんのチャレンジする機会があります。みなさんも色々なことに挑戦してみてください。そして全力で取り組んでみてください。きっと充実した中学校生活になります。
第73期生 N・Kさん(令和4年3月卒業)
三年間の附中での生活を振り返ったときにまず思ったことは、附中には色々なチャンスが用意されていたということです。附中では普段の授業以外にも行事や自由研究、部活など自分の強みを活かせるところがたくさんあるので、いろんなチャンスを見つけて成長していってほしいと思います。
行事などでは、ぜひ何らかの役職についてみてください。自分は役職に向いていないと思っても、実はやってみたら意外とうまくいくかもしれません。僕はまさにそのような経験をしました。1・2年生の頃は、自分は役職に向いていないと思っていて、ほぼ何の役職にもつかず過ごしていました。しかし、このままではもったいないと思い、三年生の学芸会では脚本とチーフを兼任しました。やる前は面倒くさいかなと思っていましたが、周りの人が助けてくれたこともあって最後まで順調にやり遂げることが出来ました。このため、学芸会では楽しかっただけでなく、自分の中で自信ができました。
僕が附中にいた時期は感染症拡大の時期と重なり、部活が急に活動停止になったり、行事がなくなったりしました。それでも普段の授業の中で出来るだけ楽しもうとしていました。たまに授業の内容に集中できていないこともありましたが、それはそれで悪いことではないと思います。附中の一番良いことは学校生活が楽しいことです。できるだけいろんな人と関わって、学校生活を楽しんでほしいと思います。自分が他の人と違っていてもあまり気にしないで下さい。僕はSNSなどを使っていませんでしたが、それでも学校生活を十分楽しむことができました。附中でいろんなチャンスを見つけながら、三年間を過ごしてほしいと思います。きっと附中が一番の思い出になるはずです。