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卒業生からのメッセージ

 

附中ってこんなところ

第74期生 H・Sさん(令和5年3月卒業)

 私が附中で三年間を過ごして一番感じたのは、「机上の勉強だけでは得られない学びの大切さ」です。
このことを特に肌で感じたのは、修学旅行での夕礼です。夕礼では、先生は一切口を挟まず、生徒のみによって話し合いが行われます。多種多様な考え方を持つ附中生との対話からは学ぶことがとても多く、自分自身を見つめ直し、更に成長できる機会となりました。他にも、三年間を通して一つのテーマを突き詰めていく自由研究や、クラス全員がそれぞれの役割を果たしながら協力して成し遂げていく学芸会、音楽会など、「自らで創り上げる行事」が、附中はとても多いです。その中で、自分には何ができるのか、ということを常に考えて行動することの重要性を実感しました。
このような様々な行事を通して得た経験や力は全て、机に座って勉強しているだけでは得られなかったものです。これらは附中を卒業した後も、皆さんが日々を過ごす中での大きな支えになると思います。楽しいことばかりではなく、苦しいこともきっとあるでしょう。そんな時は、周りの友達や先生、家族にも頼ってみてください。きっと新しい視点を得られたり、踏み出せなかった一歩を踏み出すきっかけを見出せたりすると思います。ぜひこのことも意識しながら、様々なことに臆せず、果敢に挑戦していってほしいです。
 附中という素晴らしい環境で実り多い三年間を過ごせたことは、私にとって大きな誇りとなりました。学業だけでなく、人としても大きく成長できたと実感しています。ぜひ皆さんも、充実した中学生活だったと胸を張って言える日々を過ごしてください。附中はそれが叶う学校です。応援しています。

 

第74期生 M・Rさん(令和5年3月卒業)

 みなさんは人前に立って話すのは得意ですか?
好きだという方も、少し苦手意識を持っているという方もいるかと思います。附中では、一年生の頃から、終礼スピーチや英語のスピーチコンテストなど、人前で発表する機会がたくさんあります。私も初めはなかなか慣れず、原稿が飛んで教壇の上で棒立ちになってしまうことが多々ありました。
それでも、失敗を繰り返して経験を積むごとに、みんなの前でスピーチをすることが得意になりました。コツは、「自分を表現することを恐れない心」です。他の人に自分の意見や考えを発表するのはどうしても緊張してしまいますよね。うまく伝わっているのか不安になるし、否定されるのが怖いというのもあると思います。実際私もそうでした。でも、安心してください。附中には本当に様々な人がいます。それぞれが強みを持っているのです。あなたも、互いに切磋琢磨しながら個性を伸ばしあえる良きライバル、そして良き友人がきっと見つかるはずです。そんなクラスメイト達は、絶対にあなたのことを批判したりしません。きっと、真剣にあなたの話を聞いて頷いてくれると思います。私も、周りの友達や先生の温かい言葉とサポートのおかげで、自分に自信をもって堂々と発表できるようになりました。人前での発表以外にも、附中にはあなたが輝けるチャンスがたくさん用意されています。体育祭、学芸会、合宿訓練、音楽会…私は中学三年生の時、「キャラじゃない」と思いながらもクラス合唱の指揮を務めました。至らない部分もあったかとは思いますが、周りの協力もあって、無事に本番は大成功でした。行事だけではありません。普段のホームルームや委員会でも、あなたが成長できる機会はたくさんあります。
「自分の強みを活かそう」「楽しそう!やってみたい!」
このような気持ちに素直になって、自らチャンスをつかんでみてください。
人生の宝物となるような、最高の三年間があなたを待っています。