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令和6年度 PTA講習会(サシェ・キャンドル)

2025年2月27日(木) 10:00~12:00/13:30~15:30

 本校(北館4階)物理実験室にて第1部に中1(78期生)、第2部に中2(77期生)の保護者の方々を対象としたPTA講習会を開催致しました。調香師の巖(いわお)様、サポートとして筧(かけひ)様をお招きしてお好みのアロマを調合しオリジナル作品の制作をご指導頂きました。また、自己肯定感を高めることをテーマに「こころと香りのつながり」「リフレーミングの法則」「ことばの影響のおはなし」について学ばせて頂きました。

 まず初めに、各テーブルごとに自己紹介をしました。実験室という場もあり最初は緊張した雰囲気でしたが、巖先生がコミュニケーションの機会を設けてくださいましたので、終始和やかに過ごせたかと思います。キャンドルワックスにオリジナルの香りを調合しキャンドルとサシェをオリジナルのデザインに仕上げていくのですが、ドライフラワーを乗せる加減が意外と難しく皆さまとても集中されていました。お忙しい中、印南先生と安福先生もご参加頂きましたが、普段の子供たちの授業とは違った表情を伺えたりと貴重なお時間を過ごさせて頂きました。皆さま思い思いのとっておきの作品に仕上げて頂けたかと思います。

 本日の講習会の中で一番印象的だったのは「どんな些細な事でも良いので自分を褒めて、褒めて、褒めてください!」とご指導頂いたことです。視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の五感の中で嗅覚は唯一、脳に直接働きかけるそうです。幼い頃によく遊んでいた公園に咲いていたジンチョウゲの花の香りや、散歩道に感じるかぐわしいクチナシの花の香り、キンモクセイの花の香り、お母さんが干してくれた洗いたての洗濯物の香りなど、身近にふわっと感じる香りはたくさんあります。おばあちゃんの家の香り、大好きな人のシャンプーの香り、褒められたり安心したり、良い思い出の香りは長期記憶に定着しやすいとのことです。以前に「記憶に結び付く香りを嗅ぐことがきっかけで記憶のファイルが開き、その時の思い出と感情が同時に呼び起こされる」というアロマについての記事をどこかで読んだことがありますがまさに、巖先生のおっしゃっている自己肯定感につながるのかと、こちらで改めて学ばせて頂きました。

 本日、制作したサシェ・キャンドルは「私の作品が一番素敵!」と皆さまご自身で褒めて帰路につかれたかと思います。ご用意して下さった数あるたくさんの香りの中から、ご自身で選ばれた特別な香りはお部屋に幸せな彩りを添えてくれることでしょう。

 心安らぐ香りは人それぞれです。皆さまも「記憶に結び付く自分自身が安らげる香り」を選んで、日常生活に取り入れてみてはいかがですか?いつもよりご機嫌に毎日を過ごしてみるのも良いかもしれません。ご家族の皆さまで香りと記憶の関係をうまく取り入れて、いつもの生活をより一層楽しむことができますように。

 巖様、筧様、本日は大変お世話になりありがとうございました。
第1学年・第2学年講習会にあたりご準備してくださったPTA学級委員の皆さま、先生方、そしてご参加頂きました保護者の皆さま、心よりお礼申し上げます。

文責:中学PTA広報委員会

  • 1部、2部に分かれて講習会スタートです♪