令和5年度 PTA公開講座(体験型防災講習会)
体験型防災講習会(健康安全委員会主催)
日 時:2023年9月29日(金)9:30~12:20
厳しかった夏の暑さの名残を感じる9 月29 日、健康安全委員会主催の体験型防災講習会が大阪市立阿倍野防災センターにて開催されました。PTA 委員を含め16 名の保護者で、防災センタースタッフの案内のもと1時間50分にわたる体験コースに参加しました。
地震や火災などの災害に備えて、どうすれば安全に避難できるか、どうすれば救助活動に協力できるかなどを実際に体験しながら学びました。火災シミュレーターでは消火器を使用して初期消火練習をし、さらに煙の中を鼻と口を押さえ低い姿勢で壁伝いに進む避難訓練をしました。また、災害発生後にがれきの下敷きとなった人をバールやジャッキを使用して救助する方法も学びました。地震シミュレーターでは南海トラフ地震を想定した震度7の揺れを体感しました。最後に、身近なものを利用した応急救護を学びました。ネクタイやハンカチを利用した直接圧迫法、雑誌やレジ袋を利用した骨折時の固定法を実習しました。
参加者の皆さまも感心しながら取り組み、多くの気づきを得、終了後には、とても参考になりましたと言う感想が多く聞かれました。
「平日開催ですので子供たちは参加できませんでしたが、子供たちにとっては楽しみながら防災の大切さを実感できる施設となっています。またこの施設は無料で利用できますので、子供たちの未来の安全を守るためにご家族、ご友人たちと是非来館し防災意識を高めていただきたい。大切な人に守りの盾をプレゼントしてあげてほしい。」と健康安全委員長はおっしゃっていました。知識があっても咄嗟には行動がとれないものです。このような施設で体験して身体に覚えこませておくことの大切さを実感しました。今後、発生が懸念される巨大地震をはじめ、様々な災害に備えるために、日頃から防災意識を高めておきたいと再認識する機会となりました。
企画してくださいました健康安全委員会の皆さま、ありがとうございました。
文責:中学PTA広報委員会