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令和5年度 3年生校外学習(京都)

2024年1月26日(金)

 3年生(75期生)では、京都方面への校外学習を行いました。
 今回の校外学習では、生徒たちにとってハードルの高い京都鴨川河川敷を集合場所として設定しましたが、集合場所への行き方を事前に調べ、当日迷わないように準備する姿や、当日に河川敷の最寄り駅で迷ってしまっても、みんなに迷惑をかけないように、必死に時間に間に合わせようと行動する姿から中学校生活3年間の大きな成長を感じました。

 現地では、6人班で地図を見ながら、「清水寺・漢字ミュージアム・円山公園・京都国立近代美術館・琵琶湖疏水記念館・インクライン・南禅寺」の7カ所を訪問しました。途中、雨にみまわれることもありましたが、班で協力しながら、京都の文化に触れ、地元と違った風情や文化を学ぶことができました。

 今回の校外学習は、中学校生活3年間の集大成として、生徒たちから校外学習案を募集し、募集のあった全8企画の中から、学年教員集団による書類選考(1次選考)、書類の通過者を対象に行ったプレゼンテーション(2次選考)を経て、選ばれた企画を実施したものでした。生徒たち自身が目的や行先、活動内容、日程に至るまでの全てを考え実現した校外学習は、75期生がこれまで積み重ねてきた力を存分に発揮できた素晴らしいものとなりました。


◆企画生徒の感想①
 自分たちで企画した校外学習が実現でき、中学校最後の校外学習を75期生に楽しんでもらうことができてとても嬉しかったです。今回、校外学習をメンバーと企画する上で様々なことを大切にしながら考えましたが、やはりみんなが楽しむことができる、思い出に残るものにするということを一番大切にし、企画を考えました。考える上で、このお店を入れることは可能か、などといったことを考える必要があり、一筋縄でいかないこともありましたが、その分企画が完成し、それが実現するとなった時の達成感は今でも心に残っています。この経験を活かしつつ、新しいことにもどんどん挑戦していきたいです。

◆企画生徒の感想②
 校外学習の企画を通して様々なことを学ぶことができました。それは部長や学級委員の仕事では体験できないものがあり、「京都でこれをすることが校外学習により適しているか」などといったことは考えたことがなかったです。そのような点で企画には私なりに思いがこもっていて、企画が実現して本格的に班員と計画を話し合う際には当日の楽しみを想像しながら考えることができました。これから高校生になったら中学校よりも自由度が増えて、学年全員がすることじゃなくても何かの企画を考えることはあると思います。この経験をこれからの生活(人生)に活かしていきたいです。

◆企画生徒の感想③
 僕にとってこの企画は、自身を大きく成長させることができた貴重な経験でした。また、学年目標でもあるように自分を大きく「新化」させることができたと思います。これまで、校外学習などを自分たちで企画し、実際に実施する機会があまりありませんでした。校外学習というのは名前の通り学習するための行事であり、遊びではありません。なので、自分たちのやりたい事をただ単に説明するのではなく、活動内容の合理的な必要性を説明する必要がありました。その中で出来るだけみんなに楽しんでもらえるように考えました。この企画をやりきり、皆が楽しんでくれたのを見て、達成感とやり甲斐を感じました。また、自身を成長させることが出来て嬉しく思いました。

◆企画生徒の感想④
 この校外学習の企画書を作る中で一つ思ったことがあります。それは、三年前の自分なら企画書を書くことなんて到底できなかっただろうということです。私は、この企画書を作っている最中に三年前との差をたくさん感じました。例えばこの企画が、物理的な意味ではなく成立するか否かの視点で、実現可能かということをよく気にしていたのですが、これは三年前にはなかった考え方です。そういった中学校生活で学んだ様々なことを企画書に詰め込むことができたのではないかと思います。さらに校外学習の中でも、私たちの行事後に毎回書く三百字程度の感想文にも収まらないほどの学びを得ることができました。この校外学習を実現させることができて本当に嬉しく思っています。

  • 鴨川河川敷スタート①