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地域探究部 万博への校外学習

2025年8月25日

 8月25日(月)万博への校外学習に行きました。
 万博への校外学習は、生徒が企画したもので、実施要項の作成から当日の活動まで3年生が指揮を取り実施しました。今後は、万博での生徒一人ひとりの学びを部内で共有し、プレゼンする活動を行っていく予定です。

◆3年生の感想◆
 私が万博に行って感じたことは、各国の文化の違いについてです。万博では様々な国がパビリオンを出展しています。その国にはその国独自の文化があります。ではなぜ文化の違いが生まれるのでしょうか、それは風土や気候の違いです。暑い国もあれば寒い国もあります。そこから文化の違いが生まれます。ですが、その文化は完璧に独立したものではありません。もちろんその国独自の文化ということには変わりありませんが、互いに少しずつ影響しあっていると私は思います。そう思うと遠い国だったとしても、少し身近に感じることができるのではないでしょうか。また、自国の文化と違うところを見つけたときには否定的に見るのではなく、興味や関心を持って見ることがとても大切だと思います。(中略)その文化からしか見えてこない価値観や考え方があると私は考えます。否定し合うのではなく、お互いに興味や関心を持って見た方が大きな問題への解決には繋がりやすいと思います。きっとこの先の人類に求められているのはそういうことだと私は思います。

◆2年生の感想◆
 僕は万博に行って、感動したことがあります。それは、大阪ヘルスケアパビリオン内に展示されていたiPS細胞の心筋シートです。大教大附属天王寺中学校はノーベル賞を受賞した山中伸弥教授の出身校です。そのこともあり、学校内でも家でもいろいろな場所で山中伸弥教授の話を耳にします。それでも、僕はどこか上の空で聞いていました。ですが、「百聞は一見にしかず」という言葉がある通り、実際に目にすることは違います。心筋シートは丸くて薄い注射後に貼るシールみたいな物なのですが、これがひとりでに動いているんです。人類の発明はここまで来たのかと感動すると同時にこれを生み出したのが同じ学校の先輩であるという事実に感動しました。この心筋シートももとは自由研究で始まったと聞いています。僕も偉大な先輩に恥じることのないようしっかりと自由研究に取組みたいと、この経験を通して自らに喝を入れることができました。

◆1年生の感想◆
 (万博は)一回も行ったことがなく、また、これからの人生で行けるかどうかもわからないので行けてよかったと思います。予約パビリオンは入れなかったとはいえ、コモンズAや北欧館などをはじめとする様々なパビリオンに行き、その国のことを学ぶことができて楽しかったです!(中略)大屋根リング一周も、とても暑かったけれど、上から見るパビリオンや、海なども新鮮で良かったです。