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芸術授業における国際交流(音楽・書道)

2025年1月28日(火)

 タイ姉妹校Princess Chulabhorn Science High School Pathum Thani (PCSHS-PT)との交流プログラムの一環で、タイの生徒と教員が本校の音楽と書道の授業に参加しました。その様子を報告します。

【音楽】
 前半は、日本の名曲「ふるさと」を取り上げ、本格的な混声四部合唱を体験。ハーモニーを生み出す喜びをともに味わいました。後半は、大正琴の体験です。本校生徒が先生役となり、タイの高校生と教員に対して英語で演奏方法をレクチャー。朗らかな雰囲気で練習がすすみました。最後に「春が来た」の二重奏を演奏し終えた後には、自然と拍手が起こり、音楽室全体が笑顔で包まれました。音楽を通して人と人がつながる授業となりました。

《授業を受けた本校生徒の感想より》
・学生生活の中で「異なる文化を持つ人と交流する」ことは案外少ないように感じます。そのような中で、今回タイの生徒や先生のみなさんと大正琴を通して文化交流できたことはとても貴重で、経験してよかったなと思いました。
・今まで私はほとんど西洋音楽にしか触れてきませんでしたが、今回の授業で日本の音楽についての知識が増えただけでなく、タイの高校生との交流でタイの音楽についても初めて知ることが多かったです。今の私の英語力ではなかなか楽譜や楽器など音楽についてタイの生徒に伝えることが難しかったですが、「一緒に曲を演奏する」という楽しさを感じることができて印象に残った授業でした。

【書道】
 絵手紙風の作品に取り組みました。自分が生まれた月からイメージできる絵を描き、バランス良く言葉を添えます。どんな絵を描き、どこにどんな言葉を添えるのか、センスの見せどころ。いつもの墨だけでなく、顔彩という日本版絵の具のようなもので色もつけて仕上げます。6つのグループを作り、それぞれにタイの高校生も分かれて入ってもらうことで、みんなで教え合い刺激を受けながら、楽しく交流する様子がうかがえました。