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学びのもりを守ろう!

百葉箱(現在も御堂筋線天王寺駅にあります)

 高校1年生有志が、「学びのもり」を僕たちで守りたいと活動しています。正門を入って、吹き抜けを抜けると、あべのハルカスを背景に「学びのもり」があります。その森には、「道草館」という本を借りることができる場所もあります。今では、吹奏楽部の演奏会が開かれたり、美術の作品展が行われたり、時には、木のベンチで勉強をしている生徒の姿も目にすることができます。
https://f.osaka-kyoiku.ac.jp/tennoji-j/tenfuren/manabi/ (中学校のサイトへ)

 その場所には、57期のある生徒が高校1年生の時に新聞で『大阪市営地下鉄にある百葉箱を廃棄する』というニュース(2012年4月)を見て、現在の大阪メトロに問い合わせ、使用しなくなって保管されていた物や予備の物を計3台を譲り受け、そのうち1台を当時、朽ちて使用出来なくなっていた百葉箱と交換したものが、今現在も置かれています。卒業生にとっては、そのような思い出もある学びのもりです。

 先日、高校1年生有志が雑草を抜き、紫陽花とつたバラを植えました。そして、ブルーベリーの木2本を大事に育てています。このような学校環境を気にかけ、歴史を大事にし、この都会の中で自然を大事にしたいと活躍する生徒が附属天王寺にはいます。これからの「学びのもり」の景色の変化に注目してください。

【有志生徒のコメント】
 僕はこの「学びのもり」の池を復活させるために情報科学部に入りました。中1と中2ではそれといった活動もあまりできなかったのですが、中3になって同級生にようやく理解してもらえたり、顧問の先生の協力があってこの活動を始めることができました。そんなことがあって、自分たちが始めたことは完成するまで続けようという使命感を持って、自分なりに「学びのもり」を守ろうとしています。
 とにかく僕たちは本当に本当に地味な活動をしています。まず第一に認知してもらうこと、そして、学びのもりが少しでも変化してると気づいてもらえたら、それで十分なのかなと思います。

  • 雑草が伸び放題の場所